【掲載日】2024年11月27日(水)
事例番号 901
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
病室 洗面所・浴室トイレ
病室 洗面所・浴室トイレ
【関連したもの】
カーテン
カーテン
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
転倒
転倒
【主な原因】
A. 患者による使い方・置き方のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
A. 患者による使い方・置き方のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
個室内シャワー・トイレ室において、患者がシャワーカーテンを壁と誤認し、もたれかかり転倒
当院の個室には、シャワーとトイレが一室となった設備を設置している。シャワーとトイレの間は白色のシャワーカーテンで仕切られている。患者(72歳男性)は4人部屋から個室に移動した初日の夕食後に、カーテンを壁と勘違いし、もたれかかったところ、シャワー室側に転倒した旨を、翌朝の巡視時に看護師に報告された。 転倒時は、膝と手をつくように四つん這いの状態になった。 日常生活行動は自立しており、特に転倒リスクが高い状態ではなかった。
シャワーカーテンの色が白く、壁と誤認されやすい。
清掃時はカーテン位置を半分開けた状態にしておき、壁ではないことが視認できるようにした。
対策は5月7日からの実施です。