認定病院患者安全推進協議会は、病院機能評価の認定を取得した病院の有志が主体となり、患者安全の推進を目的として2001年4月に組織化されました。
これまで、患者安全に関して緊急性の高い課題に応じた部会等を設置し種々の検討を行うとともに、患者安全推進ジャーナルを発行するなどの活動を通じて、全国の病院における患者安全の推進に寄与してきました。
活発な議論を継続することを通じ、患者安全の実現を目指す全国的な協議体として、日本の医療の質の向上に貢献しています。
病院の参加が協議会の活動の礎です。多くの病院の積極的な参加をお待ちしています。
認定病院患者安全推進協議会の活動には、3つの大きな特徴があります。
現場目線の情報共有の場
協議会の活動は、現場に始まり現場に終わります。
病院から発信される悩みや課題の一つひとつが、活動の始まりです。
これらの現場の声の集まりこそ、協議会の最大の魅力です。
全国の会員病院ネットワーク
協議会のネットワークは全国に広がっています。
活動に参加することは、他の病院の取り組みを学ぶだけではなく、自院の取り組みを広くアピールするチャンスでもあります。ぜひこのネットワークを活かして、院内の医療安全活動の活性化に役立ててください。
日本の医療安全文化の醸成
現場の声が活動を生み、それらが日本の医療安全を動かす大きなうねりとなります。協議会はこれまでも、高濃度カリウム製剤の保管管理やCVC手技における安全確保等、日本の医療安全の文化醸成において多大な役割を果たしています。