【掲載日】2024年12月20日(金)
最新号患者安全推進ジャーナルNo.78を発行しました
【発行日】 | 2024年12月発行 |
【事例】 | 「緊急運転」機能のあるエレベーターの誤用 |
【特集】 | 薬剤師/薬剤部門が支える患者安全 |
No.78
本来とは異なる目的で使用されることが生じるリスク
➡ [事例]「緊急運転」機能のあるエレベーターの誤用 p4~
人工呼吸器管理中の患者をCT 室に移動する際に、「緊急運転」機能のあるエレベーターが誤って用いられたことで、 患者の呼吸状態に影響を及ぼした事例を紹介します。「緊急運転」機能は、災害時などに使用される目的で装備されていますが、コロナ禍においては多くの病院で、施設内の感染管理を目的としてこの機能が利用されていました。施設・設備に関連したリスクが発生した場合、組織内でどのように検討・対応を進めていけばよいのか、 事例をとおして考えます。
患者安全を推進することは、薬剤師の業務の1つである
➡ [特集]薬剤師/薬剤部門が支える患者安全 p9~
薬剤関連の患者安全推進では、法令上、医薬品安全管理責任者の設置が義務づけられていますが、医薬品安全管理責任者の責務や業務などについては、各施設で多様な状況があり、また、安全にかかわる薬剤部門、薬剤師の取り組みについても、各施設の特性や環境で、さまざまな状況があります。本特集では、薬剤師は患者安全において何をすべきか、医薬品安全管理責任者に求められている役割は何かについて改めて考えるとともに、薬剤師がかかわる患者安全の実践を、各施設からご紹介いただきました。