公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

ログイン
新規会員登録
お問い合わせ

活動成果

物的環境に関連する事例集

【掲載日】2024年12月05日(木)

事例番号 905

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
病室
【関連したもの】
点滴スタンド
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
落下物
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク E. スタッフが作業する上での環境上のリスク
発生内容

点滴更新時、患者の目の下に点滴が落下

詳細

看護師は点滴を実施しようと、天井から吊り下がっている支柱棒に500mLの点滴を吊るそうとした。吊り下げる位置が高く、看護師は152㎝であった。上手く吊るすことができず点滴が落下し、患者の右目下皮膚に1㎝×1㎝の創ができた。

考えられる要因

支柱棒の選択ミス。 天井からつるすタイプの支柱棒のサイズは一番長いサイズで70㎝だった(長さは最大で10㎝違った)。70㎝を使用すると152㎝の看護師でもラクに吊るすことができた。

対策

天井から吊り下げタイプの支柱棒。種類、長さは3種類ある。

資料

PDFダウンロード

※掲載している事例データ全ての2次利用ならびに引用・転載を禁止します。

協議会案内
セミナー
動画
ジャーナル
活動成果
事務手続き