【掲載日】2024年12月05日(木)
事例番号 906
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
リハビリテーション科
リハビリテーション科
【関連したもの】
段差
段差
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
衝突・接触
衝突・接触
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスクE. スタッフが作業する上での環境上のリスク
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスクE. スタッフが作業する上での環境上のリスク
段差昇降動作による下肢のスキンテア
101才の女性にリハビリ介入していた。家人から「自宅には30㎝の段差がある」と情報を得た。評価目的に平行棒内の段差昇降を行った。リハビリが終了し、「段差で下肢をぶつけた」という患者の訴えで確認すると1㎝×1.5㎝の表皮剥離があった。
昇降器具には低階段と高階段があり、「自宅に30㎝の段差」の情報により高階段昇降を開始した。低階段から開始すべきであった。
看護部全体に周知し、支柱棒の選択ルールを統一した。
低階段と高階段が両側にある訓練機