公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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活動成果

【掲載日】2025年02月14日(金)

[開催報告]2024年度 第3回 施設・環境・設備安全セミナー(1/15)を開催しました

【開催日】 2025年01月15日(水)
【部会名】 施設・環境・設備安全部会

活動成果

2024年度第3回施設・環境・設備安全セミナーが2025年1月15日にオンライン形式で開催されました。

本セミナーには、医療者、事務職のほか、建築・設備・メーカーも含め、約200名の方々にご参加いただきました。

今回取り上げた事例は以下の3つです。
  ① MR検査室における吊り下げ式点滴棒の患者の顔面への落下
  ② トイレの床が濡れていたことによる転倒
  ③ 自動ロックのかかる階段エリア内への患者の進入・閉じ込め

事例①では、吊り下げ式点滴棒の使用部署や使用頻度について現所調査のもと、落ちにくくする、外れないようにする工夫が実践されていました。
事例②では、ADL自立の患者さんが安全に自身でできる環境を整えることをポイントに対策が検討され、ペーパーホルダーの設置位置を下げたことで、看護師が見守らなくても患者さんが自身でできる“自律の尊重”が図れていると報告がされました。
事例③では、患者さんに「一旦階段スペースに出るとロックがかかり、ドアが開かない」ことが伝わるよう、貼り紙の内容を検討し貼り替えがされていました。わかりやすく伝える方法の1つとして、ピクトグラムという案も出されました。
発表された3名の方からは、「参加した皆様から質問を受けることにより新たな視点で事象や対策案に気づくことができた」といった感想をいただきました。
たくさんの意見交換を通して、気づきの多いセミナーとなりました。
本部会では、安全な環境を考えるセミナーを次年度も開催していきます。現場の皆様からの情報やご参加をお待ちしています。


施設・環境・設備安全部会 部会員 矢嶋 ちか江
(浅間総合病院)


 

オンデマンド配信

2025年8月31日(日)まで、会員病院限定でオンデマンド配信をしています。

2024年度 第3回 施設・環境・設備安全セミナー(アーカイブ配信)

 

プログラム(敬称略)

■開会挨拶

筧 淳夫(工学院大学 建築学部 教授/部会長)

■事例発表

司会:深澤 美由記

   (上尾中央総合病院 情報管理部 医療安全管理課 課長/部会員)
質疑応答進行:清水 潔

   (熊本地域医療センター 医療安全推進部 医療安全管理者・臨床工学技士係長/部会員)

 ①「MR検査室における吊り下げ式点滴棒の患者の顔面への落下」

   社会医療法人誠光会 淡海医療センター
 ②「トイレの床が濡れていたことによる転倒」

   医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院
 ③「自動ロックのかかる階段エリア内への患者の進入・閉じ込め」

   社会医療法人誠光会 淡海医療センター

■総括・閉会挨拶

筧 淳夫

 

資料

・参加者配布資料

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