【掲載日】(日)
事例番号 474
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
病室
病室
【関連したもの】
機器
機器
【精神・意識障害の有無】
あり
あり
【発生内容の分類】
医療機器等、ドレーン・チューブ
医療機器等、ドレーン・チューブ
【主な原因】
B. 物の性能のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
B. 物の性能のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
人工呼吸器のアームが下垂したことにより気管切開カニューレが抜けた。
気管切開・人工呼吸器装着中の入院患者。人工呼吸器のアラームが鳴り訪室すると、人工呼吸器のアームが下垂し、気管切開カニューレが抜けていた。
・アームの固定部分が摩擦で減ってしまい、緩みやすい状態だった。
・観察時などアームの固定状態を確認する手順がなかった。
・患者が時折、人工呼吸器の回路を触っていたことにより、アームが緩む可能性があったが、予測できなかった。
・当該人工呼吸器のアームを交換し、院内にある人工呼吸器の全てのアームを確認した。
・人工呼吸器のアームの固定状態を保守点検項目に追加した。
・観察時、体位交換前後はアームの固定状態を確認し調整する。