【掲載日】2018年11月19日(月)
事例番号 534
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
検査室・処置室
検査室・処置室
【関連したもの】
機器
機器
【精神・意識障害の有無】
あり
あり
【発生内容の分類】
ドレーン・チューブ
ドレーン・チューブ
【主な原因】
B. 物の性能のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク E. スタッフが作業する上での環境上のリスク
B. 物の性能のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク E. スタッフが作業する上での環境上のリスク
造影CT検査開始時にCVカテーテルが予定外抜去した。
PCPSとCVカテーテルを装着している患者の造影CTを撮影する ことになった。医師3名、臨床工学技士1名、看護師1名1でCT室まで搬送した CT室には、放射線技師2名、検査技師2名おりベッドからCT検査台 に患者を移動させた。多職種でルートを整理した。医師1名と臨床工学技士1名をCT室内に残し、他者は操作室に移動した。医師・臨床工学技士は、PCPSに注意が集中してしまいCVカテーテルが、CT検査台の移動で引っ張られて抜けたことに気付かなかった。
CT検査台が、想定よりも早く移動した CT室内に残った医師・臨床工学技士は、いつもよりもCT台が 早く動くと知らなかった。より重要なルートであるPCPSに注意が集中してしまった 医療者多すぎて、連携が取れていなかった。
CT検査台の動く速度について放射線技師から他職種に説明する全てのルートに注意を払う。