【掲載日】2017年12月22日(金)
患者安全推進ジャーナルNo.50を発行しました
【発行日】 | 2017年12月発行 |
【事例】 | 中耳炎術前マーキングの左右違い |
【特集】 | これまでの医療安全、これからの医療安全 |
No.50
「部位の取り違え」事例をどう防ぐか。
➡ [事例]中耳炎術前マーキングの左右違い、p4~
手術室入室時、手術室看護師に部位の左右マーキング違いを指摘された事例を紹介します。手術前日に病棟で部位マーキングが行われたものの、手術側とは異なる反対側にマークされ出棟しました。手術室での確認後、正しい部位に適切な手術が行われましたが、主治医らの多重チェック(バリア)をスルーしました。
「医療安全情報」などで何度も注意喚起されているにもかかわらず、「部位の取り違え」事例はたびたび生じています。「部位の取り違え」が生じる要因、そしてそれを防ぐためにできることについて、改めて考えます。
歴史を振り返り、教訓を伝え、未来を考察する。
➡ [特集]これまでの医療安全、これからの医療安全、p9~
本誌は2002 年の創刊から、今号で50 号を迎えました。これを機会として、現在の医療安全の状況に、「これまでの医療安全」において生じてきたさまざまな出来事がどのように生かされ、また、考え方・制度・行為・モノなどがどのように変遷してきたかを振り返ります。そして、「これからの医療安全」がどのように変わっていくかについて、考察しました。