【掲載日】2018年12月25日(火)
患者安全推進ジャーナルNo.54を発行しました
【発行日】 | 2018年12月発行 |
【事例】 | 全麻下内視鏡手術後の不眠・不穏への対応 |
【特集】 | 患者参加による医療安全の推進 |
No.54
「必要時指示」を適切に使用するための条件
➡ [事例]全麻下内視鏡手術後の不眠・不穏への対応、p4~
入院患者に対して、状態の変化に柔軟に応じられるよう、主治医があらかじめ「必要時指示」を出していることがあります。今号では、気管挿管・全身麻酔下で内視鏡手術を受けた患者が、同日夜に不眠を訴え、主治医の必要時指示に基づいて看護師が薬剤を投与したところ、呼吸停止に至ったという事例を紹介します。術後の不眠または不穏に対する必要時指示のあり方、また必要時指示の要件ともなる観察のあり方について考えます。
多様な「患者参加」のあり方を考える
➡ [特集]患者参加による医療安全の推進、p9~
医療安全を高めるためには、医療従事者からの働きかけに加えて、患者や家族に、医療および医療安全に「参加すること」の重要性を理解してもらい、その実践につなげてもらうことが、これからますます重要になると考えられています。
本特集では、患者・家族参加型の医療安全の意義やその実現に向けた方策を考えるとともに、各医療機関におけるさまざまな実践をご報告いただきました。