【掲載日】2005年09月25日(日)
患者安全推進ジャーナルNo.10を発行しました
【発行日】 | 2005年09月発行 |
【特集】 | CVC実施時の安全確保 |
No.10
日頃より、認定病院患者安全推進協議会の活動にご理解とご協力を賜り心から御礼申し上げます。また、『患者安全推進ジャーナル』をご購読いただき誠にありがとうございます。
会員病院の皆様と関係者のご尽力により、お蔭様で昨年の掲載記事としては「事例報告」が非常に充実し、読者の方々より高い評価を受けたことを大変に嬉しく思っています。しかし、昨年7月の「病院機能評価認定に関する運用要項」の改定により、契約上の義務として認定病院には事故報告が義務付けられ、また事故の状況によっては「認定」の扱いが変更されることも生じるようになったため、個々の病院での様々な経験を「事例報告」としてジャーナル誌上に取り上げることが難しくなっております。
したがって、前号と今号には「事例報告」が掲載されないまま発行されていますが、今後もできるだけ現場の方々の役に立つ内容を掲載できるように努力するつもりですので、今後、事例として取り上げることの依頼がありました場合には、できるだけご協力をいただきますよう、この場をお借りしてお願い申し上げます。
ところで、「海外の文献から」のコーナーを、今回から「医療安全・海外の動向」としてリニューアルいたしました。情報源を出版物や文献に限ることなく、幅広い視点から患者安全に向けた海外の動きをお伝えしたいと思います。また、今後は読者の皆様からの投稿を受け付けることも考えたいと思っています。例えば、「医療安全への主張」というようなご意見などを皆様から募りたいと考えておりますし、コラム的な内容のものがあってもいいのかもしれません。検討会のメンバーや事務局のスタッフと今後調整を図りながら、より良い誌面づくりに向けてさらに工夫を重ねて行きたいと思いますので、読者の皆様方からもご意見やご要望、並びに投稿をお寄せいただきますよう宜しくお願い申し上げます。
(日本大学医学部社会医学講座医療管理学部門 専任講師 寺崎 仁)