【掲載日】2015年09月25日(金)
患者安全推進ジャーナルNo.41を発行しました
【発行日】 | 2015年09月発行 |
【事例】 | リウマトレックス投与後の敗血症により死亡した高齢患者 |
【特集】 | 暴言・暴力から職員を守る |
No.41
[事例]リウマトレックス投与後の敗血症により死亡した高齢患者、p4〜
関節リウマチを基礎疾患にもつ患者が、リウマトレックスを投与され、その後の経過中に死亡しました。リウマトレックス投与において、休薬期間を設けずに過量投与となり、過度な骨髄抑制などを来たした事例はよく知られていますが、今回紹介する事例は、その他の複数のリスク要因が重なって発生しました。
投与前スクリーニングと投与後モニタリングが重要な薬剤を安全に扱うための方策を、事例を通して考えます。
❐ 暴言・暴力の抑止システム、職員のサポート体制を どのように構築するか
[特集]暴言・暴力から職員を守る、p9〜
医療安全管理には、患者安全の確保とともに、病院職員の安全確保も重要な課題です。特に近年は、患者・家族からの暴言・暴力が深刻な問題となり、職員の疲弊や離職を予防するためにも、病院組織として対応する必要があります。暴言・暴力から職員を守るための方策について考えるとともに、暴言・暴力対策に効果的に取り組んでいる実践事例を、各施設からご報告いただきました。
なお、医療メディエーションについては「医療安全・国内外の動向」(p52〜)を、医療従事者のトラウマについては「フォーラムレポート」(p64 〜)も、あわせてごらんください。