【掲載日】2022年03月24日(木)
患者安全推進ジャーナルNo.67を発行しました
【発行日】 | 2022年03月発行 |
【事例】 | 副作用のモニタリング不足による高カリウム血症の見落とし |
【特集】 | 医療安全の視点からみた診療記録 |
No.67
チーム医療が機能しないことの根底にあるもの
➡ [事例]副作用のモニタリング不足による高カリウム血症の見落とし p4~
入院患者が持参薬を服用し、血液検査による副作用モニタリングを行わなかった結果、高カリウム血症を発症した事例を紹介します。持参薬の指示を出すのは入院主治医の業務ですが、その業務に必要な知識や経験が不足しているのであれば、同僚の医師はもちろん、病棟薬剤師や看護師が補っていくことも、チーム医療の重要な機能であるといえます。
一方で、チーム医療が機能しないことの背景には、さまざまな要因がありえます。チーム医療のあり方、またそれを阻むさまざまな要因について、事例をとおして考えます。
適切な診療記録を残すことは自分を、同僚を、医療機関を守る
➡ [特集]医療安全の視点からみた診療記録 p9~
患者の病態経過を記載する診療記録は、医療を実施するうえで必須の要素ですが、その記載が不十分であったり、記録として不適切な内容が含まれるなど、今なお多くの問題を抱えています。
また、最近では患者の権利意識の高まりもあり、診療記録の開示が求められる機会も増えていますが、その際、記載されている内容が不十分・不正確であったり、不必要なものが含まれていると、患者-医療者間に無用な軋轢を生じることにもつながりかねません。
本特集では、診療記録はどうあるべきかを、医療安全推進の視点から考えます。記載方法の標準化、その点検方法、院内の周知などについて整理しつつ、各施設からの実践をご報告いただきます。
内容紹介
・目次
・ 記事紹介
医療安全管理部門の視点からみた診療記録/南須原 康行
・ 記事紹介
法律家の視点からみた診療記録/小島 崇宏
・全ての記事をご覧いただけます
・読者アンケート
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