【掲載日】2023年06月06日(火)
事例番号 851
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
検査室・処置室
検査室・処置室
【関連したもの】
ドア
ドア
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
その他
その他
【主な原因】
B. 物の性能のリスク
B. 物の性能のリスク
検査室でのストレッチャー搬入不可事例
外来看護師は、心電図検査依頼がでた患者を車椅子で検査室に案内した。心電図検査を行った検査技師は、安静指示が必要な患者と判断したため、外来看護師に「ストレッチャーで迎えにくるように」と伝えた。外来看護師が外来用ストレッチャーで検査室に患者を迎えに行くと、ストレッチャーが、検査室入り口にひっかかり搬入できなかった。結局患者は車椅子で外来に戻った。
近年購入した新しいストレッチャーだった。まさか通過しないとは誰も想定していなかった。 担送患者はポータブル心電図なので、ストレッチャーで搬送することは殆どない。 古い建物なので、ユニバーサルデザインになっていなかった。
以前から使用しているタイプのストレッチャーやすぐ側のMRI室専用の幅がやや狭いストレッチャーは通過した。搬入できないストレッチャーがあることを、院内に周知する。 緊急時はMRI室専用ストレッチャーを使用する。