【掲載日】2017年08月29日(火)
事例番号 33
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
検査室・処置室
検査室・処置室
【関連したもの】
段差
段差
【精神・意識障害の有無】
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【発生内容の分類】
転倒
転倒
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
負荷心電図中の転倒
負荷心電図中の(マスター心電図)患者がふらつき転倒。2段の木製の階段(最高位は床から45cm)の昇降を3~4分継続する。昇降は方向転換を繰り返すためふらつきを誘発する。部屋の中央に当該品を置き周囲に身体を支えるものはなく、側に技師が付き添う。
・患者の年齢 ・ふらつき時身体を支える物がなかった。(床から最高位45cmに検者の身長が加わるためかなりの高さを感じる)
※優先事項として、マスター心電図自体の検査の是非について検討、又は代替えとして自転車エルゴメーターの切り替えを提示した。病院サイドの理由で現行維持となった。 ・木製階段の設置位置の決定(壁面と職員の介助位置の決定)・壁面に手すりを取り付けた。 ・検査職員は検者の観察を行い、見守る、状況に応じて中止するなどの対策実施。