公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】2017年08月24日(木)

事例番号 42

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
その他(透析センター内)
【関連したもの】
コード
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
転倒
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
発生内容

透析開始前に体重を測定した。体重計から降りる際、後方に他の患者が数人並んでいたため、体重計の前方の隙間から出ようとしたところ、コードに引っかかり転倒した。

詳細
独歩で測定可能な患者であり、1人で透析前の体重を測定したが、後方に別の患者が数人並んでおり、次の患者が測定しやすいようにと思い、体重計前方の狭い隙間から出たところ、体重計のコードに引っかかり転倒した。体重計はカウンター前に設置され、前からは出られないように置かれている。
考えられる要因

体重計の設置場所や設置方法(向き)が適切でない。コードの長さ、コードが床に固定されていない。

対策

体重計の前にラインを引き、ラインより後ろで測定を待ってもらうようにする。スタッフ1名が体重測定に立ち合い、患者を誘導する。

資料

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