【掲載日】2017年08月25日(金)
事例番号 143
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
階段
階段
【関連したもの】
段差
段差
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
転倒
転倒
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
上階から下りてきた時に転倒があった。
2階から1階へつながる階段の最後の部分が一段だけ広くなっており、階段の色と一階床の色が同じで、そのまま一階の床面のように思われる状況であった。2~3歩進んだ後にまた一段段差があり、それに気が付かず転びやすい環境になっていた。
・階段の色と床が同じだった為に、段差に気が付きにくかった。 ・手すりが最後の広い部分にはなかったので、階段が終わりなのだと感じやすかった。
・一段広い部分の色を一階の床面と違う色にした。・一段広い部分に「段差注意」の注意書きを施した。上記の対策でも転倒が発生してしまった。・手すりを延長して、一段広い部分の端まで追加工事を行った(対策初期に行いたかったが、工事の騒音などが発生し、患者への影響があるとのことで、実施するまでに期間を要してしまった。)
【改善前】
【改善後】