公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

ログイン
新規会員登録
お問い合わせ

活動成果

物的環境に関連する事例集

【掲載日】2017年08月24日(木)

事例番号 146

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
廊下
【関連したもの】
スロープ
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
衝突・接触
【主な原因】
A . 患者による使い方・置き方のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
発生内容

病棟(後つけ)から出た所が傾斜になっている為、車イスのストッパーを自分で外した患者が自走始め、止まれなくなり、前の車イス自走車に衝突された。

詳細

療養病棟で入り口にどあがあり、集団レクの為に病棟からの移動を集団的に行っていた。傾斜にかかる前に車イスをストップさせていたが、患者の思いが先行し、ストッパーを外し前に出た所、加速がつき前の車イスに衝突された。介助者とそれぞれ介助の必要な方に付き添っていた為静止できず。

考えられる要因

病棟の構造⇒30cmの段差ができる為に11cmの傾斜を1/18(専門用語のようです)で整備されている。

対策

・注意喚起 ・傾斜11cmの間に平坦な部分がある ・抵抗のある床素材を利用している ・ドアを付ける事で直接傾斜にかからないようにしている

資料

PDFダウンロード

※掲載している事例データ全ての2次利用ならびに引用・転載を禁止します。

協議会案内
セミナー
動画
ジャーナル
活動成果
事務手続き