【掲載日】2017年08月25日(金)
事例番号 149
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
その他(デイルーム)
その他(デイルーム)
【関連したもの】
窓
窓
【精神・意識障害の有無】
有
有
【発生内容の分類】
自殺
自殺
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
患者が窓を開け、ベランダに出てしまった。
入院中、精神的に不安があり、入院していた2階病棟から5階病棟に移動し、5階病棟のデイルームの窓からベランダに出てしまった。投身しようとした姿を看護師が発見し患者を保護した。
築30年の施設であり、窓は全開にするとベランダに出られる状況であった。ベランダは、避難経路として設計されている。自殺企図で入院された場合に限り、病室の窓に開閉制限の対応をしていた。
窓の開閉制限(片側のみ全開15㎝、両側は7.5㎝)別紙、速報を参照して下さい。近隣施設のGRMと事例を共有し、他施設と情報交換した。
窓開閉調整金具を設置。片側のみ開けた場合の開度は15㎝、
両側を開けた場合の開度は7.5㎝。
解除は外側(ベランダ側)から行う。