公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】2017年08月25日(金)

事例番号 186

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
トイレ
【関連したもの】
手すり
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
転倒
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
発生内容

洋式トイレで排泄後、寝衣を整えている時、ふらつき、手すりにつかまろうとしたが転倒した。

詳細
整形術後の女性患者。トイレでの動作は自立している。車イスでベッドからトイレへ介助し、終わったらナースコールで呼んでもらって車イスでベッドへ戻る。洋式トイレの両わきに手すりが設置されているが、便座の途中くらいの長さまでしかない。座る位置の真横、立ち上がる時や立位でつかまる位置にはなかった。ふらついた時、横や前側に手すり又はつかまるところがなく、転倒してしまった。
考えられる要因

トイレと手すりの位置関係が、使用する人の動作を考えて作られていない。立つ動作をする時は前方につかまりふんばるのに手すりが後方に設置されている。

対策

横の壁に厚みのある板を貼り、手すりを設置した。

資料

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