公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

ログイン
新規会員登録
お問い合わせ

活動成果

物的環境に関連する事例集

【掲載日】2017年08月25日(金)

事例番号 190

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
玄関
【関連したもの】
標識・表記
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
転倒
【主な原因】
B. 物の性能のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
発生内容

病院玄関で、杖歩行をしていた外来患者が点字ブロック(点状ブロック)で滑って転倒。

詳細
外来受診の患者で、家族と一緒に来院。杖を使用していたが点字ブロック(点状ブロック)の上に杖がのってしまい滑って転倒。大腿部頸部骨折にて入院、手術となった。通院歴は長かった患者であったため、病院の構造等については、理解されていたが、たまたま、杖がブロックの上にのってしまった。
考えられる要因

点字ブロックの高さ等に問題があったのではないかと考え、建築業者に確認を依頼。点字ブロックは決められた物を使用しており、問題はなかった。また、外すことも検討したが、眼の不自由な方にとっては、必要であるためそのままとした。

対策

玄関入口の床に、“足元に注意してください”と表示した。

資料

PDFダウンロード

※掲載している事例データ全ての2次利用ならびに引用・転載を禁止します。

協議会案内
セミナー
動画
ジャーナル
活動成果
事務手続き