【掲載日】2017年08月24日(木)
事例番号 228
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
救急外来
救急外来
【関連したもの】
機器
機器
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
検査
検査
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
外傷で受診。検査結果で尿道損傷、骨盤骨折で入院。入院時胸部レントゲンの異常陰影を見落とした。その場で異常陰影を確認しても治療への影響はなく、患者の経過には問題なかった。
陰部打撲と尿道損傷で救急外来受診。CT、骨盤XP、エコーで救急医から泌尿器科医、整形外科医へ引継ぎされ、尿道損傷に対する緊急手術となった。退院した翌日、発熱で救急外来受診し、胸部XPにて肺炎像を確認。前回入院時XPと比較したところ、異常陰影が存在していたことに気付いた。
初回入院時XP撮影は、骨盤と胸部を同時にオーダーしたため、画像が骨盤の後に胸部があり、スクロールしないと胸部XPがみられない環境であった。
画像取り込み方法の改善を検討。