公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】2017年08月24日(木)

事例番号 246

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
その他(院内薬局)
【関連したもの】
その他
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
薬剤
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
発生内容

抗生物質の取り間違い。

詳細
時間外で薬剤師不在時に、セフメタゾール点滴の指示が出た。管理当直者と病棟看護師とで薬剤を確認したにも関わらず、セフメタゾンを持ち出してしまった。その日は投与してしまう。 翌日分を薬剤師が払い出した時点で、バイアルが違うことに気づく。セフメタゾールは、セフメタゾンの置いてある棚の一番上に置いてあった。セフメタゾンのバイアルには、一般名としてセフメタゾールナトリウムと記載があった。
考えられる要因

薬品棚に、ジェネリック薬の表示がなかった。 ジェネリック薬との鑑別の表記が、処方箋になかった。

対策

薬品棚の改善。 今後全ての抗生剤をジェネリックに変更を検討。医療安全管理委員会で、議題として取り上げ、特に管理当直者が対応する時間帯は、注意が必要であることを周知した。

資料

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