事例番号 296

【掲載日】2017年08月25日(金)

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
廊下

【関連したもの】
標識・表記、床

【精神・意識障害の有無】
無

【発生内容の分類】
転倒

【主な原因】
Ｃ. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスクＥ. スタッフが作業する上での環境上のリスク

発生内容

転倒

詳細

曇り空の日、病院内が薄暗く清掃者が濡れモップで廊下の汚れを清掃していた。
急ぎの業務らしく、看護師が小走りで通過しようとし、塗れた区域で転倒した。

考えられる要因

１．廊下を濡れたモップで清掃していた。
２．廊下が薄暗く、床面が見えづらかった。
３．清掃者が危険であると声掛けをしなかった。
４．看護師が業務で忙しく廊下を走って通過しようとした。
５．廊下の先がコーナーであったため看護師がバランスを崩した。

対策

１．万一塗れたモップで拭く場合には、直ぐに乾いたモップ等で拭き、床の状態を乾燥させる。
２．清掃危険区域は、照明を点け明るくし作業する。
３．危険を感じた時には、「気を付けて下さい」等の声掛けをする。
４．廊下等では走らない。
５．曲がり角等は、対向者、物品に気を付けて行動する。

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