【掲載日】2017年08月24日(木)
事例番号 321
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
ナースステーション
ナースステーション
【関連したもの】
カート
カート
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
転倒
転倒
【主な原因】
A . 患者による使い方・置き方のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
A . 患者による使い方・置き方のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
椅子に座っていた患者さんが立位時に近くにあるワゴンに?まったところ、ワゴンが動いてしまいそのまま転倒した。
入院患者Aさん(男性・80歳代・脂肪内肉腫骨転移)(入院期間2ヵ月) 自立歩行可能だが、立位時に軽介助要。14時30分、転倒。14時頃ナースステーションに入院患者Aさんが来室する。ナースステーションにある丸椅子にAさんに座ってもらい看護師Bが足浴を開始する。足浴していた看護師Bは他患者の対応の為、そばを離れる事をAさんに伝えて離れる。その後ガシャーンと音がして看護師Bがナースステーションに戻ると、看護師Cと補助者2名に支えられているAさんを発見する。Aさんは、「近くにあったワゴンに掴まり立とうと思ったら、ワゴンが動いて転んじゃった。ワゴンに掴まってたから強くはぶつけなかったよ。」と話す。
・ワゴンが患者の近くに置いてあった。 ・ワゴンにはストッパー機能がない。
・患者を一人にしない。 ・動くもの、不安定なものを患者の側に置かない。