【掲載日】2017年08月24日(木)
事例番号 329
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
玄関
玄関
【関連したもの】
ドア
ドア
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
検査、その他
検査、その他
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
病棟内は自立であったが、1Fに行くには見守りが必要な患者が、1Fまで家族を見送りに四脚歩行器で行き、家族と自動ドアで分かれる。自動ドアの間で立っていると突然閉まり、はさまる形でドアに当たり、そのまま尻もちをつく。
患者は頚髄損傷で両下肢不随麻痺があり、歩行するためには四脚歩行器が必要であり、病棟外は必ず見守りが必要であったが、家族と分かれると1人になった。自動ドアの間に立つと閉まるはずのないドアが閉まった。
・自動ドアは通常ドアの間に立てば閉まらないのに閉まってしまったことで故障していたと考える。 ・患者は病棟を離れる時は車イスを使用していたが、その時は家族もいて、気分が高揚し、1人で四脚歩行器で1Fまで行ってしまった。
・患者本人には理解が得られる方なので、再度四脚歩行器での行動範囲を説明した。 ・自動ドアは結果、故障であり、業者を呼び早急に修理を行った。