【掲載日】2017年08月25日(金)
事例番号 396
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
内視鏡センター非常口から夜間通用口
内視鏡センター非常口から夜間通用口
【関連したもの】
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
離院・徘徊
離院・徘徊
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
病棟から内視鏡センターの非常口より外に出て、3分後に夜間通用口から院内に戻り、再度夜間通用口から離院する。
19:54訪室時に病室での所在確認をしていた。20:28訪室の際不在に気づく。院内を捜索するが発見できなかった。監視モニターを確認すると、20:00に内視鏡センターの非常口より外に出て、3分後には夜間通用口より戻っていた。20:20再度夜間通用口より離院しそれ以降戻っていないのを確認する。離院マニュアルに沿って対応、連絡する。連絡を受け病院に向かっていた看護次長より、患者発見・保護の連絡があり、21:17病棟へ無事戻られる。外傷なし、バイタルサイン問題なし。発見後家族へ来院依頼し、主治医より家族へ説明後、家族とともに外泊となった。
・内視鏡センターの入り口ドアが施錠されていなかった。
・非常口の施錠管理ができていなかった。
・病棟から、管理棟への施錠管理がないため終日、外部からも出入りが自由にできる。
・内視鏡センターの入り口の施錠管理。
・非常口のカバー取り付け。
・病棟から内視鏡センター、管理棟への廊下にドアを設置、職員はIDカード使用して出入りを行う。