公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】2017年08月25日(金)

事例番号 404

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
病室
【関連したもの】
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
治療・処置
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
発生内容

スピリーバ吸入回数が医師指示は1日1回2吸入のところを、
看護師が1日2回・1回2吸入施行していた。

詳細
患者の退院時、薬剤師が服薬指導を行う際、指示が違う事に気づいた。医師指示が出た時に薬袋に1日1回・1回2吸入と印字されるが、指示を拾った看護師がマジックで⑨⑳と施行時間を間違って記入。次に処方された時も医師指示を確認せず⑨⑳とマジックで記入して施行していた。

考えられる要因

確認不足・思い込み
医師の指示を確認せず前回と同じ指示と思い込み、施行時間を⑨⑳と記入してしまった。他看護師も施行時、マジックで記入した時間のみ確認していた。

対策

医師の指示の際、コメントに施行時間を入力してもらうようにし、看護師はマジックで時間記入等行わないようにした。患者に施行する際は、薬袋の時間・回数を確認し施行する。

資料

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