公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】(日)

事例番号 466

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
病室
【関連したもの】
機器コード
【精神・意識障害の有無】
あり
【発生内容の分類】
転倒
【主な原因】
B. 物の性能のリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
発生内容

患者によるスイッチ遮断により、センサーマットが作動しない状態での転倒。

詳細

徘徊防止用にベッド上に設置するセンサーマットのスイッチが遮断されていた。深夜に患者が離床したが、センサーマットのアラームは鳴らなかった。患者は病室入り口で裸足、仰臥位で転倒していた。後頭部に挫創を認め、創傷処置を行った。バイタルサインは安定していた。日勤帯で頭部CT検査施行し、異常を認めなかった。この転倒以前にも患者が音量スイッチを無音状態にしており、その状況で病室入り口まで徘徊していた。

考えられる要因

・スイッチ遮断によりセンサーが停止する。
・患者が病室内のセンサーマットのスイッチを遮断することが出来る。

対策

・センサーマットのコードやスイッチを患者から見えないようにセッティングする。
・確実に状態を観察できるよう、ナースステーションに近い部屋へ患者を移動した。

資料

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