公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】(日)

事例番号 477

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
トイレ
【関連したもの】
ドア手すり
【精神・意識障害の有無】
なし
【発生内容の分類】
転倒
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
発生内容

個室(特別室)トイレのドアによる転倒。

詳細

個室(特別室)でトイレ後ベットに戻るため、トイレのドアノブをつかんで開けた際、ふらつき転倒。右上腕外側に表皮剥離あり。

考えられる要因

個室トイレは、空間確保の為、折れ戸になっており、当該折れ戸は押しても引いても可動できるものとして、力の弱い人でも使用できるように開発されたものである。 手すりのようにつかまってしまうと転倒のリスクはある。

対策

・ドアが容易に開閉するため、ドアの取っ手を支えにしない様に説明、注意喚起する。(開閉注意!手すりではありません)をドア取っ手付近に貼布。リハビリ科と相談し、取っ手に赤字で注意の表示をする。
・ネジの緩みがないか、定期的な点検をする⇒医療安全ラウンドなど。
・必要時介助バーの設置。⇒他病棟からも入口付近の固定手すりの設置の要望あり。 施設課と相談、調査し、必要部署(脳外科・整形外科・総合診療科)の病棟より設置できるように検討中。

実施前

実施後

資料

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