【掲載日】2018年11月19日(月)
事例番号 515
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
病室
病室
【関連したもの】
点滴スタンド、コード
点滴スタンド、コード
【精神・意識障害の有無】
あり
あり
【発生内容の分類】
自殺
自殺
【主な原因】
B. 物の性能のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
B. 物の性能のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
・鳴らないナースコール
・離床センサーと同じ音のナースコール
①精神分裂病で治療歴のある40代の男性患者が、外科病棟の多床室でナースコールを引きちぎり点滴台にかけ、首吊り自殺をしようとした。 ナースコールは壁の差込口にしっかり接続されていたが、鳴らなかった。偶然同室でケアしていた看護師が発見して事なきを得た。その後ひも状のナースコールは危険で付けられなかった。②未遂後再発防止のため、離床センサーを設定したが、看護師曰く鳴らした際ナースコールと離床センサーが同じメロディーのため選択的に動けない。
①は断線時警報が鳴って欲しい。 ひも状でないナースコールが欲しい。
②はナースコールのメロディーが変更できないか調査中。
医療安全カンファレンスで共有し、ナースコール音の変更を検討中。