公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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物的環境に関連する事例集

【掲載日】2018年11月19日(月)

事例番号 533

物的環境に関連する事例集

【発生場所】
病室
【関連したもの】
アクアパック・延長チューブ
【精神・意識障害の有無】
なし
【発生内容の分類】
火傷
【主な原因】
A . 患者による使い方・置き方のリスク B. 物の性能のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク E. スタッフが作業する上での環境上のリスク
発生内容

アクアパックの破裂

詳細

中央配管に加湿器(アクアパック)を取り付けて、延長チューブ、酸素マスクと接続して酸素吸入している患者。ベッドサイドのトイレに患者自身で移動できるように延長チューブは、通常よりも長かった。患者が寝返りを打った際に延長チューブを体の下に敷き込み、チューブを閉塞してしまったために酸素が流れず、アクアパックが膨張して破裂した。プラスティックの破片が病室に飛び散ったが、たまたま患者に当たらず怪我しなかった

考えられる要因

患者にルート管理の指導ができていなかった 延長チューブが長すぎた看護師によるルート整理ができていなかった。

対策

酸素の延長チューブ管理について患者指導する看護師が」訪室ごとにルート整理する 延長チューブの長さを適切にする。

資料

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