【掲載日】2019年08月30日(金)
事例番号 688
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
エスカレーター・外来待合室
エスカレーター・外来待合室
【関連したもの】
車椅子
車椅子
【精神・意識障害の有無】
有
有
【発生内容の分類】
転倒
転倒
【主な原因】
A. 患者による使い方・置き方のリスク
A. 患者による使い方・置き方のリスク
エスカレーターに車椅子のまま乗車し転倒
MRI検査目的のため家族と来院し、外来待合所にて検査まで待機していた。患者は、目的なく車椅子移動をする事が多く、本日も家族の監視下にて過ごしていたが、一人でエスカレーターに車椅子のまま乗車し転倒してしまった。車椅子は2階まで上がり、患者はエスカレータ前に仰向けに転倒していた。事務員が発見し、エスカレーターを緊急停止した。患者は「エスカレーターが広かったので車椅子でも上がれると思った」と話す。転倒したが打撲はしていなかった。
患者が単独で行ったもの
目的がない行動が多くみられる患者のため家族との連携が必要である