【掲載日】2022年10月25日(火)
事例番号 773
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
病室、リネン庫、休憩室
病室、リネン庫、休憩室
【関連したもの】
壁
壁
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
その他
その他
【主な原因】
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
害獣(ネズミ)による胃管チューブの断裂
以前から、ネズミが出没することはあったがたまに目撃する程度であった。今年の冬になり、1月くらいから頻繁にネズミを病棟で見かけるようになり(親子?)さまざまな仕掛けをするが捕まらず、看護師の休憩室にも出没。そのあいだに、患者さんに入っている胃管チューブが食いちぎられた事例が3例続いた。目撃情報によると、看護師休憩室や、リネン庫などウロウロしており、猫くらいの大きさであると情報が複数あった。
施設の老朽化。1976年開院の築45年。
ねずみ確保のとりもちなどを当初おいていたが引っかからず。1カ月ほど経ったところで子ネズミが確保された。大きいネズミはまだ捕まっていない。糞の被害もあり業者で対応してもらっていたが確保できずにいる。患者に留置している胃管チューブは、ガーゼで巻きタオル等で覆うようにした。
食いちぎられた胃管チューブ
休憩室等にあるネズミの糞
捕まえた子ネズミ