【掲載日】2022年10月25日(火)
事例番号 784
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
外来診察室
外来診察室
【関連したもの】
標識・表記
標識・表記
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
薬剤
薬剤
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
外来診察室での薬剤誤投与
医師より関節腔内注射「2%キシロカイン0.2管とデポ・メドロール水懸注20mg 1mL」の指示があり、外来看護師は初めて医師の関節腔内注射の準備を行った。0.2管ときいて1%キシロカインポリアンプルが10mLなので、10mLの0.2管は2mLと思い込み準備した。しかし2%キシロカインのポリアンプルは5mLであったため医師の指示は1mLであった。手渡された医師が間違いに気づいたため実施には至らず。
1%キシロのポリアンプルと2%キシロのポリアンプルは大きさが余り変わらず量の違いが一目ではわかりにくい。
事例の周知(医療安全カンファレンス、医療安全委員会)薬品棚に注意書きを明記する。