【掲載日】2022年10月25日(火)
事例番号 788
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
外来診察室
外来診察室
【関連したもの】
機器
機器
【精神・意識障害の有無】
無
無
【発生内容の分類】
衝突・接触、治療・処置、医療機器等
衝突・接触、治療・処置、医療機器等
【主な原因】
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
D. スタッフによる物の不適切な使用・利用・選択・設置・確認不足によるリスク
診察介助のために内診台を昇降させた際に、患者のベビーカーを破損した事例
診察介助のため助産師が内診台を上昇させた際、患者が持参したベビーカー(乗っていない状態)に背もたれの部分が接触し破損した。
ベビーカーはカーテンの外側に配置し、接触する距離ではないと判断していたが、ぶつかってしまった。子供の手足が挟まれないようにという注意喚起はしていたが、ベビーカーまで注意が及ばなかった。診察室は、広さに余裕がない。
患者を診察に案内する際、内診台の作動範囲を十分に意識して、ベビーカーやその他の持参物、診察室の配置物(荷物置きなど)の配置をする。 また、ベビーカーだけでなく、小さな子供が一緒の診察も少なくないことから、慣れている患者であっても十分な配慮と説明を心掛ける。