【掲載日】2022年10月25日(火)
事例番号 799
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
検査室・処置室、救急外来、受付
検査室・処置室、救急外来、受付
【関連したもの】
電子カルテ
電子カルテ
【精神・意識障害の有無】
不明
不明
【発生内容の分類】
その他
その他
【主な原因】
その他
その他
二重カルテによる患者情報不備
休日(非常勤医師勤務)に、当院系列施設より転倒による頭部外傷の患者が搬送された。患者の過去画像を検索するも、撮影履歴なしであったため初回検査として撮影を行った。 頭部CTを撮影し小脳出血を疑う所見があり、他院に転送となった。 その後、担当看護師から二重カルテになっている旨の報告があった。前カルテの情報には過去画像があったことで、担当医師より過去画像と医療情報を参照することができなかったことに対するクレームがあった。
付き添いスタッフ(当職員)より「新患の方です」と伝えられ、当職員からの報告であったため、それを信用してしまい、確認を怠り新たにカルテを作成してしまった。 また、業務に不慣れな守衛(委託)がカルテ作成を行っていた。(夜間は守衛がカルテ作成を行う運用となっている) その後、二重カルテが作成されたことの報告がなく、撮影技師が前カルテを確認できなかった。
現在検討中。 医事課課長より報告待ち。