【掲載日】2015年03月26日(木)
生体情報モニターのアラームに関連する医療事故防止について
【発信日】 | 2015年03月26日(木) |
【部会名】 | 検査・処置・手術安全部会 |
提言
公益財団法人日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会の検査・処置・手術安全部会では、平成 25 年度から生体情報モニターのアラームへの対応に関する安全について検討を行ってきた。
当部会で検討した結果、患者の異常を知らせるアラームを聞き逃さないために、各施設においては下記の項目について組織的に取り組まれることを望み、提言する。
テクニカルアラームを減らそう!
(テクニカルアラームとは、患者の異常ではなく、器械など患者以外の異常を知らせるアラームです)
1.新品の電極・センサーを用いよう!
2.切れる前に定期的に電池を交換しよう!
3.必要時には、患者ごとにアラーム設定を見直そう!
4.臨床工学技士等を交えて、多職種でアラーム管理に関心をもとう!
5.アラームに関する安全教育を実施しよう!