【掲載日】2016年08月04日(木)
[開催報告]マニュアルをめぐるワークショップ(7/20)を開催しました
【開催日】 | 2016年07月20日(水) |
【部会名】 | 教育プログラム部会 |
活動成果
「マニュアル」再考
認定病院患者安全推進協議会 教育プログラム部会では、会員病院におけるマニュアルをめぐる実態や考え方を把握しつつ、マニュアル制作の意図やプロセスを今一度見直すきっかけとしてワークショップを開催いたしました。
当日は、約50名の方にお集まりを頂き、講義・講演とフロアとのディスカッションを行いました。
前半は、廣幸英子氏(教育プログラム部会 部会員)から、現場のマニュアル作成・改訂ご担当者からの話題提供をいただいた後、田中宏明氏からマニュアルをマネジメントするためのヒントを、続いて田中健次氏(教育プログラム部会 部会員)からは“役に立つマニュアルとは何か”を考えるヒントをそれぞれ講演いただきました。
後半は、教育プログラム部会とフロア全体との対話を通じて、前半の話題提供や講演に対する疑問を中心に深堀りしていきました。
プログラムを通じて、マニュアルの作成・改訂に奮闘しておられる皆様の多くの課題が明確となり、部会として取り組むべき方向を考える契機となりました。
なお、本ワークショップは、募集締め切り後も多くのお問い合わせをいただくなど、多くの方が関心を寄せるテーマであることをあらためて認識いたしました。今後も、より多くの方との議論を通じて、「役に立つマニュアル」の有り様とその実現へのヒントを考えてまいります。
プログラム(敬称略)
■開会
1)開会・イントロダクション
長谷川 剛(医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院 院長補佐/教育プログラム部会 部会長)
2)「話題提供」
廣幸 英子(神戸大学医学部附属病院 看護師長/教育プログラム部会 部会員)
■講演
1)“マニュアル”の管理
田中 宏明(大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部)
2)「考えるマニュアル」のすすめ
田中 健次(電気通信大学 教授 大学院情報理工学研究科情報学専攻/教育プログラム部会 部会員)
■全体討論・ディスカッション
■閉会