公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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活動成果

【掲載日】2024年03月06日(水)

[開催報告]2023年度 第2回 薬剤安全セミナー(2/2)を開催しました

【開催日】 2024年02月02日(金)
【部会名】 薬剤安全部会

活動成果

 「2023年度第2回薬剤安全セミナー」を2024年2月2日の17:30~18:30に開催いたしました。第1回のセミナーはオンライングループワーク形式で行いましたが、今回はオンラインウェブセミナー形式で平日の夕方に開催いたしました。お忙しい時間にも関わらず、全国の認定病院から医師、薬剤師、看護師をはじめ多職種にわたる354名にご参加いただきました。

 

 薬剤安全部会では2022年度よりテーマを「安全で効果的な投薬プロセス」とし、アンケートやセミナーを通じて検討しています。今回のウェブセミナーは、教育講演、第1回のオンライングループワークに参加された施設からの取り組み事例発表、そして全体協議という構成で開催しました。

 

 教育講演では土屋文人先生から、医療DXの推進で変わること・変わらないこと、そして私たちが留意しておくべきことは何かについて、分かりやすくご教示いただきました。また、会員病院の取り組み事例発表では、久留米大学医療センターより「入院患者における定期処方導入と持参薬の取り扱いに関する取り組み」、静岡県立静岡がんセンターからは「アレルギー情報の共有・連携について」という演題の発表が行われました。それに引き続き全体協議では、ウェブ参加された方々からの質問に対し2名の演者と土屋先生による応答が行われました。時間に限りがあり全てのご質問にお答えすることができなかったこと、この場を借りてお詫び申し上げます。

 

 投薬は多職種による複雑なプロセスから構成され、それに実施部署や実施時間帯などの環境因子が合わさるため、様々な想定で準備や対策が必要になります。薬剤安全部会では、次年度も引き続き投薬プロセスについて検討を重ねていきたいと考えていますので、皆様の積極的なご参加をよろしくお願いいたします。

 

 なお、本セミナーの内容は、アーカイブ配信でも視聴することができます。ご参加いただけなかった施設におかれては、そちらをご利用いただければ幸いです。薬剤安全部会では今後も会員の皆様に有意義なセミナーや情報提供を企画してまいりますので、引き続き皆様のご参加とご支援をお願い申し上げます。

 

薬剤安全部会 部会長 川井 信孝
(埼玉医科大学国際医療センター 医療安全対策室 室長)


 

プログラム(敬称略)

■開会挨拶・薬剤安全部会の活動について

川井 信孝(部会長/埼玉医科大学国際医療センター 医療安全対策室 室長)

 

■教育講演

座長:宅和 真由美(部会員/パナソニック健康保険組合 松下記念病院 薬剤部 部長)

演者:土屋 文人(一般社団法人 医薬品安全使用調査研究機構 設立準備室 室長)

 

■会員病院の取り組み事例発表

座長:宅和 真由美

田中 勝(久留米大学医療センター 医療安全対策室 医療安全管理者)

望月 敬浩(静岡県立静岡がんセンター RMQC室)

 

■質疑応答・全体協議

座長:宅和 真由美

進行:高橋 香織(部会員/社会医療法人財団石心会 川崎幸病院 安全管理部 看護科長 医療安全管理者)

 

■総括・閉会挨拶

川井 信孝

 

アーカイブ配信

2024年3月6日(水)~2024年8月31日(土)まで、会員病院限定で見逃し配信をしています。

2023年度 第2回 薬剤安全セミナー(アーカイブ配信)

 

資料

・講演資料

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