渋滞学から考える患者安全

　認定病院患者安全推進協議会では毎年3月、1年間の活動の総まとめとして「患者安全推進全体フォーラム」を開催しています。2020年度からはオンライン形式で開催し、遠方の会員の方々にも数多く参加いただいております。今回は看護師・医師・薬剤師・事務職など全国各地から多岐にわたる職種、600名超の参加がありました。

　第1部（部会活動にまつわる最近のトピックス）では、協議会に設置している5部会の部会長から、今年度検討してきた内容や成果とりまとめの進捗状況、今後検討を予定しているテーマなどについて報告を行いました。

　第2部では、西成活裕先生をお招きし「渋滞学から考える業務効率化と安全」と題する基調講演をいただき、「ゆとり」の重要性を分かりやすく説明いただきました。基調講演のあと、西成先生と各部会長とでパネルディスカッションを実施し、活発な意見交換を実施しました。

プログラム（敬称略）

第1部：協議会活動紹介／部会活動にまつわる最近のトピックス

　●協議会活動紹介

　　　矢野　真（認定病院患者安全推進協議会　運営委員会委員長、

　　　　　日本赤十字社総合福祉センター　所長）

　●薬剤安全部会

　　　川井　信孝（部会長、埼玉医科大学国際医療センター　医療安全対策室　室長）

　● 検査・処置・手術安全部会

　　　長谷川　隆一（部会長、獨協医科大学埼玉医療センター　集中治療科学内教授）

　●施設・環境・設備安全部会

　　　筧　淳夫（部会長、工学院大学　建築学部　学部長／教授）

　●教育プログラム部会

　　　長谷川　剛（部会長、上尾中央総合病院　情報管理特任副院長）

　●患者安全推進ジャーナル企画部会

　　　橋本　徹（部会長、倉敷中央病院　臨床検査・感染症科　主任部長／

　　　　　HQM推進センター　センター長）

第2部：基調講演／会員病院発表

　■基調講演「渋滞学から考える患者安全」

　　　西成　活裕

　　（東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授）

　■パネルディスカッション

◆　アーカイブ配信

現在準備中です。配信まで今しばらくお待ちください。