【掲載日】2018年03月15日(木)
[開催報告]第2回 薬剤安全セミナー(2/23)を開催しました
【開催日】 | 2018年02月23日(金) |
【部会名】 | 薬剤安全部会 |
活動成果
“ハイリスク薬”の再評価と安全な投薬プロセスの見直し・徹底
~薬剤安全部会からの最終報告~
2016年度、薬剤安全部会では、「“ハイリスク薬”の再評価と安全な投薬プロセスの見直し・徹底(中間報告)」を取りまとめ、会員病院に送付しました。この文書では、ハイリスク薬の投薬プロセスについて考える際に共通して検討すべき事項として次のⅠ〜Ⅳを掲げました。
Ⅰ.各施設に応じた、“ハイリスク薬”となりうる医薬品の選定
Ⅱ.「重点管理ハイリスク薬」の差別化と管理・運⽤の強化
Ⅲ.医薬品の安全使⽤に関する⼿順書に基づく投薬プロセスの周知・徹底
Ⅳ.医薬品の採⽤時の評価の視点
2月23日に開催したセミナーでは、薬剤師や看護師など約124名が集まるなか、上記Ⅰ~Ⅳについて部会員より最終報告を行い、参加者と共に情報を共有いたしました。
また、教育講演の時間を設け、土屋 文人 先生(一般社団法人日本病院薬剤師会 副会長)より医薬品の安全管理をめぐる現況についてご講演いただきました。
会の最後には、「教育体制」や「確認」など発表内容から挙がったキーワードを基に土屋先生を交えて全体協議を行いました。
本セミナーの資料集は下記に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
【プログラム】
開会挨拶・薬剤安全部会とその活動について・イントロダクション
部会長 渡邉 幸子
シンポジウム「“ハイリスク薬”の再評価と安全な投薬プロセスの見直し・徹底
~薬剤安全部会からの最終報告」
座長:副部会長 赤木 晋介
①はじめに~イントロダクション~
座長:副部会長 赤木 晋介氏(公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 薬剤部薬品情報室 室長)
②Ⅰ.各施設に応じた、“ハイリスク薬”となりうる医薬品の選定
部会長 渡邉 幸子(医療法人社団愛友会上尾中央総合病院 情報管理部医療安全管理課 課長)
③Ⅱ.「重点管理ハイリスク薬」の差別化と管理・運用の強化
部会員 北原 るり子氏(杏林大学医学部付属病院 医療安全管理部 医療安全推進室 師長)
④Ⅲ.医薬品の安全使用に関する手順書に基づく投薬プロセスの周知・徹底
部会員 大坪 まゆ美(成田富里徳洲会病院 医療安全管理室 室長(副看護部長))
⑤Ⅳ.医薬品の採用時の評価の視点
部会員 菅野 浩(社会福祉法人恩賜財団済生会横浜市東部病院 薬剤部副部長)
~教育講演~
医薬品の安全管理にまつわる最近の話題
土屋 文人(一般社団法人日本病院薬剤師会 副会長)
質疑応答、全体協議
総括/閉会挨拶
部会長 渡邉 幸子