【掲載日】2018年07月27日(金)
[開催報告]第1回 薬剤安全セミナー(7/20)を開催しました
【開催日】 | 2018年07月20日(金) |
【部会名】 | 薬剤安全部会 |
活動成果
手術および侵襲的検査・処置前に中止が必要な薬剤の安全な取り扱いについて
~休薬から再開までの安全なプロセスについて考える~
認定病院患者安全推進協議会 薬剤安全部会では、2018年度の検討テーマを「手術および侵襲的検査・処置前に中止が必要な薬剤の安全な取り扱いについて」とし、休薬から再開までの安全なプロセスについて検討することとしました。
今回のセミナーでは、手術および侵襲的検査・処置前に中止が必要な薬剤の安全な取り扱いに関する、以下の5つの協議テーマに沿って、グループワーク形式のセミナーを開催しました。
■協議テーマ
手術および侵襲的検査・処置前に中止が必要な薬剤に関する、
①外来および入院時の情報収集について
②説明と同意について
③休薬指導について
④確認について(入院時と薬剤の再開時)
⑤他診療科、他医療機関との情報共有について
当日は薬剤師や看護師を中心に合計59名が集まり、上記の協議テーマをグループ毎に振り分けてグループワークを行いました。また、予めご持参いただいた自施設で取り組まれている資料(休薬リストや手順書、電子カルテの画面など)も活用しながら活発にご議論いただきました。全体協議では各グループの協議内容に加えて手順書や休薬リストの実物を投影して紹介するなどして、参加者全員で他テーマにおける様々な医療機関の取り組み状況を共有しました。
会の最後に、土屋文人先生(国際医療福祉大学 薬学部 特任教授)より医薬品にまつわる最新の話題についてご講演いただきました。