公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進協議会

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活動成果

【掲載日】2019年11月18日(月)

[開催報告]第2回 患者安全推進地域フォーラム in 下関(10/19)を開催しました

【開催日】 2019年10月19日(土)
【部会名】 認定病院患者安全推進協議会

活動成果

 

医療安全における倫理とは?

 

 

 2019年度第2回患者安全推進地域フォーラムは、下関市立市民病院(山口県下関市)に幹事病院をお引き受けいただき、同病院内講堂にて開催いたしました。地元・山口県や中国・九州の各県を中心に約180名の参加があり、会場は満席となりました。

 

 今回のテーマは「医療倫理」。基調講演は、宮崎大学医学部附属病院・臨床倫理部部長の板井孝壱郎氏より、臨床倫理コンサルテーションの対応経験を踏まえてお話しいただきました。

 

 引き続いてのパネルディスカッションでは、座長の鮎澤純子氏(九州大学病院病院長補佐)の進行により、「緩和医療」「看護行為」「診療記録」の三つの視点から、医療安全の側面から倫理的問題にどうやって取り組んでいけばよいのかを議論していきました。

 

 参加者からは、「自分の思い込みを持たないことの大切さがわかった」「鎮静の倫理的妥当性の考え方について整理できた」「チームで解決する大切さがわかった」「記録の重要性を再認識できた」といった感想が聞かれ、医療安全推進の現場で倫理的問題に直面したときにどのように考え、判断・対応していけばよいのか、ヒントを共有することができた半日となりました。

 

 ※当日の配布資料を協議会会員病院限定で公開しています。下記よりダウンロードのうえご利用ください。

 

 

 

プログラム(敬称略)

 

開会

1)開会挨拶

  田中 雅夫(地方独立行政法人 下関市立市民病院 院長)

 

2)「認定病院患者安全推進協議会の活動紹介」

  矢野 真(認定病院患者安全推進協議会 運営委員会委員長)

 

 

基調講演

  座長:前田 博敬(地方独立行政法人 下関市立市民病院 副院長・医療安全対策室室長)

 

「倫理問題は会議室で起こってるんじゃない!

  ―『安全・安心な医療』と『倫理的な医療』の関係―」

  板井 孝壱郎

  (宮崎大学 医学部 教授/宮崎大学医学部附属病院 中央診療部門 臨床倫理部 部長)

 

 

■シンポジウム

  座長:鮎澤 純子

  (九州大学病院 病院長補佐/九州大学大学院医学研究院 医療経営・管理学講座 准教授)

 

テーマ 医療安全と倫理 ―倫理的問題とどう取り組むか―

 

1)「緩和医療に求められる安全と倫理」

  牧野 一郎(地方独立行政法人 下関市立市民病院 緩和ケア内科部長)

 

2)「看護行為と倫理」

  神茂 睦美(医療法人社団宇部興産中央病院 医療安全推進室 副室長/専従医療安全管理者)

 

3)「医療安全と倫理面から見た診療記録のあるべき姿とは?

    ―診療記録の質改善を目指して―」

  嶋崎 明美(独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター 教育研修室長)

 

4)討論

 

 

閉会挨拶

  橋本 廸生(日本医療機能評価機構 常務理事)

 

資料

・配布資料

第2回患者安全推進地域フォーラムin下関(10/19)配布資料

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