【掲載日】2017年08月25日(金)
事例番号 397
物的環境に関連する事例集
【発生場所】
病棟 個室トイレ
病棟 個室トイレ
【関連したもの】
【精神・意識障害の有無】
【発生内容の分類】
自殺
自殺
【主な原因】
A . 患者による使い方・置き方のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
A . 患者による使い方・置き方のリスク C. 不適切な環境設定・維持管理不足によるリスク
縊首。
癌性疼痛コントロールで入院中の患者様。心電図モニター上、心停止アラームが鳴り、看護師が訪室し病棟個室トイレの、蝶番にバスタオルで首を吊っている所を発見。
鎮痛剤変更後、癌性疼痛コントロールが図れ出し動ける状態に変化していた。
事故発生の3時間前までは、ベット上体動困難な状況であった。
個室トイレドアの蝶番に、バスタオルがかけられる構造である。
蝶番に関しては検討した結果、取り除く事が困難であった。
トイレの鍵をすぐに開錠できるよう、マイナスドライバーを各部署に設置した。
院内に、2種類の鍵があることを周知した。
鍵の管理を、各部署勤務帯の責任者とした。
トイレドアの蝶番
トイレドア全体